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2022.01.26
金型製作
技術・品質
金型メンテナンス②

お世話になっております。

工和製作所の高木です。

 

前回の投稿で金型の上部に取り付くストローク板の錆落としについて書かせていただきましたが、今回は金型本体の錆落としについて書かせていただきます。

前回のストローク板の錆落としでは主に表面を研磨する方法で行っていましたが今回は研磨作業ではなくケミカルを使った方法で作業をしました。

比較。

左:作業後 右:作業前

研磨作業の場合、やはり表面を磨くのでお客様の元で作業をしやすいように書き込まれたメモや注意書きが消えてしまいますが、ケミカルのよる作業ではそれらも落とすことなくそのまま錆落としができます。

パッと見の仕上がりは研磨作業のほうが綺麗に見えますが、ケミカルは納品させていただいた時の”元の状態の戻した”という感覚です。

弊社ではこのように作業する箇所に応じて最適な方法で行います。

こういった作業についてもお気軽にお問い合わせください。

 

それではまた☆